D.C.WHITE / ジャケット3種Styling

D.C.WHITEからセレクトしたテーラードは、トラディショナルな紺ブレとツイードで、いつの時代もメンズのワードローブに必ず欲しいアイテム。
昔のようにルールを尊守したトラッドスタイルで着るのも面白いですが、現代的に自由に組み合わせても。

寒くなってヘビーアウターを探される方も多くなっていますが、個人的にはジャケットをうまく活かしたレイヤードで、室内でアウターを脱いでも気を抜かずにいたいと思います。
手持ちのアウターとの組み合わせを想像して、ぜひ冬のテーラードをお楽しみください。

Sports Blazer

アウター的な紺ブレのバランス。本格的なテーラードの作りですが、身幅・アームなどゆとりを持たせ、中にも着込めます。
メルトンのようなしっかりとした生地でPコートの使い勝手。冬でも十分アウターとして使えます。
個人的には上からダウンベストを合わせるスタイル。某フランスブランドのあの配色が紺ブレに最高。

2023年秋冬コレクションで発表したSports Blazerをベースに、耐久性とハリのあるウールナイロン生地にのせかえ、ややテーラード色を強めた仕様にし2024年モデルとして生産。

可動域が広いやや強めの袖の前振り、生地立ちの良いウールナイロンクロスが生み出すふんわりとしたラペルのロール、首回りから肩の付け根にかけて吸い付くようなナチュラルショルダーラインなど、D.C.WHITEが得意とするテーラード的視点をしっかりと担保。

対して、ややゆるめにとった運針幅、ヘムから若干スパンのあるラペルのステッチライン、インナーに着こめるようなゆったりとした身幅やアームホールなど、スポーティなテイストも共存させることで日常使いしやすいジャケットとなっております。

アンティークゴールドボタンはD.C.WHITEオリジナル。帆船が刻印されています。また、使用を重ねるごとに飴色が深く経年変化します。

Hacking Jacket

英国ルーツのツイードジャケット。昨年はチェックの展開でしたが、今回はヘリンボーン2色。
重くて硬いツイードの印象を覆してくれました。英国MOON社のツイードと、パターンの成せる現代的なツイードジャケット。

グレーはソリッドな印象。デニムにブルーのシャツで爽やかに。上からバルマカーンコートを着ると完璧です。

渋い印象のブラウンツイード。大人になったので挑戦したい。綺麗なオレンジのカシミヤVにデニム。こちらは上からアーミーコート。
[D.C.WHITE / Hacking Jacket / BROWN HERRINGBONE ￥74.800tax in]
[Olde H & Daughter / CASHMERE V P/O / sunset ￥75,900tax in]
[MAATEE&SONS / UK ベンタイル ARMY COAT / KHAKI ￥143.000tax in]

2023年秋冬Ultimate Collectionで発表したHacking Jacketをベースに、裏地を総裏仕立てにし2024年モデルとして追加生産。

ハッキングジャケットとは、英国乗馬の歴史と共に発達したスポーツディティールを含めたツイードジャケットのこと。

当アイテムは、従来のツイードジャケットにありがちだった、固く重い、四角いシルエットから脱却し、柔らかく丸みがあり体に馴染むシルエットを構築しています。

肩から肩甲骨に向かう部分、肘内側部分にはダーツを施し、引いた目で見えるシルエット以上に可動域が広いジャケットに。

フロントにはスラントポケット、右側はチェンジポケットを配置しています。

なだらかなラインを強調するラペルのロールやナチュラルなショルダーライン、質の高い仕立てをほのめかす首元に吸い付くような襟づくり、リラックス感のあるきつすぎないウエストシェイプなど…。

スポーツジャケットをデザインソースにしているアイテムだからこそ、その運動性を引き立たせるための本格的な仕様を各所に散りばめています。

バックのセンターベントは通常のジャケットよりも若干長めに。サンプリングソースのヴィンテージハッキングジャケットのスポーティなディティールを踏襲していますこのディティールは乗馬時に足を広く広げる際に役立っていました。

素材についても一級品を。

長時間の着用でも疲れさせない「軽量感」と、ジャケットの個性を決める「発色・柄」の2点を重視し、180年以上の歴史を持つ英国アブラハム・ムーン社のツイードクロスを選びました。

前述の肩に沿うパターンメイキングと素材の軽さが合わさり、まるでカーディガンのような軽い着用感になっています。

ぜひお試しください。
D.C.WHITEのオンラインストアはこちら。

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