Scrap

forme / Tassel loafer Hand mocca

forme春夏の新作が届きました。

今回はタッセルローファーです。
全体的なバランスは正統派な印象を受けますが、人の手で作られていることを感じられる箇所の多い、手間を惜しまず制作された靴。
最近の小島さんの靴作りに感じられる工業的よりも工芸的な視点のタッセルローファーです。

formeでは当たり前にやっている手縫いのモカ。既成靴ではなかなか見られない贅沢な仕様です。
靴の顔となるトゥ部分にこのモカ縫いがあるとやはり締まります。

色んなブランドのモカを見ていただくとわかりますが、このモカのラインの取り方で全体の印象は大きく変わります。
formeの展示会の際に、サンプルでラインの取り方の違うモカを見比べさせてもらいましたが、ミリ単位でこんなに変わるのかと衝撃を受けました。私はformeのハンドでやっているところはもちろん、このラインの取り方も大変気に入っています。

さらにタッセル。既成のものよりも房が細かい。
革に2㎜幅で細かくスリットを入れてから裁断して巻き上げるという、通常の金型で作るタッセルとは異なる制作方法になります。こちらも他の靴と比べて見て欲しい。

革は今回から新しく採用されたイタリアのSiena。
上品なシボが特徴のバケッタレザーは、履き込んだ経年も楽しみです。

ブラックもありましたが、春夏ブラウンが気分ということもあり1色展開です。
店頭でも茶靴を聞かれることが多くなっていたので、forme待望のダークブラウン系レザー。

今の季節はまだまだ寒いので、ヘリンボーンやツイードなどウール系ボトムに合わせて。
暖かくなったらデニムはもちろん、白パンやチノなどに良いですね。

スタイリングが楽しくなります。
ぜひお試しください。
[forme / Tassel loafer Hand mocca ¥88.000tax in]
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