昨年のINDIVIDUALIZED SHIRTSトランクショーの際、お店の別注用にとても良い生地を見つけました。

トランクショーでも何名かこの生地でオーダーいただいたので、お店でも作る旨をご了承頂きました。ありがとうございます。

シャツ生地といえばのアルビニ社（THOMAS MASONなども傘下です）がインディビの為に制作した今回の生地。
3大コットンのひとつであるアメリカのスーピマコットンを手紡ぎ・手織りで制作した特別な生地です。

所々に手織りならではのフシやネップが見られ、人の手で作られた表情を感じることができますが、確かに超長綿であるスーピマの上質な肌触り。

このシリーズの中でも確か6種類ほどの色・柄がありましたが、中でも目を引いた2柄を採用しました。主張し過ぎず、生地の良さを活かしたオーソドックスな白ベースのピンストライプと、淡いサックスのチェック。

生地に合わせてデザインは極力シンプルに。前立てなしのフレンチフロントに、少し剣先長めのレギュラーカラー。ステッチはコバぎりぎりで入れてもらうエッジステッチに。

バックヨークにはプリーツなし。これが一番のポイント。可動域を確保するため背中にはプリーツを入れるのが基本ですが、横から見た時にどうしても膨らみが出てしまいます。身幅をある程度ゆったり取りましたので、可動域も問題なく見た目もスッキリ仕上がりました。

サイズスペックも一から見直し、オーバーサイズすぎないバランスに落とし込めました。身幅はゆったり取っていますが、ネック・袖口は比較的コンパクト。裾の長さも身幅とのバランスでちょうど良く収まりました。

サイズは2サイズ展開ですが、165〜180センチの方はLで良さそうです。Mは意外と女性が着てもハマりました。

着用のものは一度水を通しました。少しコシが抜けて、今のシーズンもカットソーの上から快適です。全体的に2センチほどの縮みがありました。

アイロン入れてタックインすると、また違った表情に。今の時期のリリースですが、シーズン通して使えるシャツです。

オーソドックスに洗いざらしのデニムと革靴。この季節、短パン・サンダルが続くと無性にシャツを綺麗に着たくなります。
是非お試しください。

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