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Olde Homesteader / HENLY NECK SHORT SLEEVE INTERLOCK

定番中の定番。Olde Homesteaderヘンリーネックのご紹介です。

今の時期クルーネックだとマンネリ化しているところにヘンリーネック。まだお持ちでない方には新鮮だと思います。
手持ちのアイテムのインナーに色々と組み合わせてみてください。


そして暑い時にトップスを脱いで1枚で着ても男前。袖・裾のリブはニットのような見え方で品も良いです。

店頭で既にサイズ欠けが出ておりますが、完売していた私も一番着ているolde worker’s blackを始め、当店では初展開のモダンな印象のライトグレー系mistなど5色展開。お持ちの方も、このタイミングに色違いで是非。

個人的にはショートスリーブは年中着ていて、冬もインナーに仕込んでいます。長袖ももちろん持っていますが、昨年からカシミヤやシルクの着心地に心酔しまして、この肌触りをできるだけ感じたく冬も半袖。もちろんインターロックの着心地も最高です。正直11月くらいまでは日中暑い日もありますので、トップスはジャケットなど羽織りを着たいけどインナーはまだ半袖ということも多々あると思います。

OHの製品は余程のことがないと壊れないので、少しづつ買い足してワードローブを増やして下さい。

久しぶりのご紹介ですので、詳細のご説明になります。

今のカットソーの原点ともいえるヘンリーネックシャツを様々な観点から考察し、度重なる試行を繰り返して完成した製品は、手間をかけて作られていた時代の洋服に引けをとらない、素晴らしい完成度です。

まずヘンリーネックの前立ては、本来デザインとしてではなく機能性によるものでした。
コットンにしても、ウールにしても、昔の素材は伸縮性に欠け、着脱のためのあきが必要だったからです。
また、前立ての生地が汗止めの役割も担っています。
これを踏まえ、前立ての作りは50年代以前のスイス軍のアンダーシャツを参考にしています。

ベースの素材にはインターロックを使用しています。
両面編みの素材ですので、手間は天竺編みの2倍かかります。
50年代以前にはイギリス軍、スイス軍などでミルスペックとして採用されていた編地です。

パターンもシンプルながら良く考えられています。
製品を平置きすると、アルファベットのTのように肩から袖が真っ直ぐです。
これはパターン上の理由で、前身頃と後ろ身頃が1枚の生地になっています。
ですので、肩部分にステッチがなく、肌当たりがとても良いのです。
現代のカットソーだとシルエット重視で体に合わせて肩に傾斜をつけたものがほとんどですが、腕を上げた時に裾がせり上がると思います。
T型のシルエットと脇下のマチのおかげで可動域を広げ、裾がせり上がるのを防ぎます。
そしてこのインターロックの素材は着ていくことで自然と肩傾斜がつき、体に馴染んでいくのです。

裾に付いたリブはタックインした時も先述のパターンと相まってせり上がるのを防ぎますし、タックアウトした時も美しいです。

是非お試し下さい。
[Olde Homesteader / HENLY NECK SHORT SLEEVE INTERLOCK ¥13.200tax in]
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