OUTILがオリジナルで生地を制作したコートのご紹介です。

モールスキンをオリジナルで制作した時と同じく、何度も試織を繰り返し辿り着いた今回の生地はインディゴリネン。
特に30～40年代に織られたフランスのインディゴリネンを目指したそう。

通常よりも細いリネン糸を超高密度に織ることで、薄手ながらウェイトがあり、ハリと光沢のあるインディゴリネンを再現しています。

言葉では簡単ですが、実際制作は困難だったようです。
細い糸を限界まで高密度に打ち込むため、糸が切れてしまうことが多かったのです。
試作を重ねていくうちに、梅雨時期の湿気が多い季節だと空気が湿り糸が切れにくくなることに気付き、織り上げることができたそうです。

前振りの立体的な袖や貫通ポケットなど30年代のワークコートをベースに、OUTILらしいたっぷりの生地分量で仕立てたお勧めのコートです。

色目はブラックインディゴ1色展開。当時のワークコートもブラックインディゴで染められていたこともあり、こちらをセレクトしました。

ざっくりと着れるサイズバランスで、これからの季節に是非。

オンラインストアにもアップしましたので、是非ご利用ください。こちら

[OUTIL / MANTEAU PUPILLIN ￥68.000＋tax]