Scrap

OUTIL / chemisier arlanc / manteau volvic

秋冬コレクションの中でも個人的に楽しみにしていたoutilが入荷しました。


今回のオリジナル生地もまた凄い。皆さんに見て触って着て欲しいです。
女性も着ていただけるサイズ1から入荷しております。

経糸リネン、緯糸をローシルクで作成した交織ヘリンボーン。
ローシルクとは蚕を紡績する過程で出た短い繊維を紡いだ糸。シルク特有の光沢がなく、繊維が毛羽だったような独特の表情になります。これとリネンを交織することでさらに表情豊かな生地に。麻のハリ感とシルクの滑り感、両方の良いところが合わさっています。
染めに至っても天然染料であるログウッドで、ややグレーみのあるブラックに。経年も絶対カッコいいです。

この生地を使ったセーラーシャツとマキニョンコートの2型。後ほどパンツも入荷予定です。

chemisier arlanc

春夏にも展開のあったセーラーシャツですが、また別物の雰囲気。20Sフランス軍のセーラーシャツがベースになっており、デザイナーの宇多さんがオリジナルを着ているところを拝見していました。
セーラーカラーものが多い中、小ぶりなショールカラーに大きく開いたネック。個人的にはボタンも開けてタートルやバスクで合わせたい。


女性はメンズライクなスタイリングも良いですが、スカートにタックインもオススメです。

今回のオリジナル生地が組み合わさることで、ヴィンテージ物とは違う新しい洋服に。

[OUTIL / chemisier arlanc ¥39.600in tax]

manteau volvic

以前ご紹介したソルト&ペッパーのコートと同デザイン。
フランス1940年代のコートをベースにデザイン。ワークコートですが、しっかりと前に振られた袖付けや直線的ではない立体的なパターンに、工業製品ではない40年代以前の手仕事の意匠を感じられます。

リネンシルクの生地は真夏以外3シーズン活躍するので、制服のように着まくって自分のものにしていきたいです。

[OUTIL / manteau volvic ¥59.400in tax]

書いていて思いましたが、私はやっぱりoutilの作る黒ものが好きなんだと思います。色の中で黒は元々好きですが、outilの黒の表現はいつもカッコいい。ブラックモールスキン、ブラックインディゴリネン、ソルト&ペッパー、縮絨ウール。そして今回のローシルク。
モードなイメージのある黒をここまで表情豊かに、私達の生活に馴染む黒に落とし込んでくれる。

黒好きな方はもちろん、普段あまり黒を着ない方にもお試しいただきたいです。

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