昨日に続いてOUTILのご紹介です。

今季の展示会に訪れた際は、まずこの生地に目を奪われました。インディゴ糸のジャカード織り。とても繊細に織られた生地の参考にされたのは、なんと19世紀に織られたもの。この生地を糸解析して、当時のまま織り上げたのが今回の生地。実際デザイナーの宇多さんが所有しているオリジナルを会場で見せてもらいましたが、見比べてもどっちか分からないくらいの完成度で本当にびっくりしました。

花柄ですが、インディゴ糸を使用しているため甘さはなく、どちらかというとカッコいい。
メンズもどうしても欲しく、この柄のショーツをオーダーしています。

これからのシーズンは主役で着ていただけますが、コットンですので秋冬はインナーに使ってもすごく良い。絶対。
素晴らしい生地です。是非見てほしい。

ジャケットとプルオーバーシャツの2型展開になります。

veste billom

1900年代初頭オランダのアーミッシュが着ていたジャケットをベースにデザイン。
テンション弱めに織られた生地ですので軽くカーディガンのような羽織り心地。ゆったりとしたサイズバランス。
[OUTIL / indigo jacquard / veste billom ￥38.500in tax]

chemisier felines

1900〜20’sフランスのリネンで作られたナイトウェアと思われるブラウスを参考にデザイン。
前見頃の切り替えは裏使いし、色の濃淡をつけています。こちらもゆったりサイジング。着丈の長さを活かし、ジャケットのインナーにレイヤードも。
[OUTIL / indigo jacquard / chemisier felines ￥35.200in tax]
オンラインストアにもアップしました。こちら

久しぶりのレディースご紹介となってしまいましたが、店頭は色々と春物入荷しております。
同じくOUTILのジャカード別バージョンも。こちらも後日ご紹介できればと思います。

お近くの方はこのタイミングで是非お立ち寄りください。ご来店お待ちしております。