OUTILまたまた続きます。

こうして展示会の時に聞いたことを思い出したり、その時取ったメモを見返したりしてブログを書いていると、その洋服に愛着が湧いてきて売りたくなくなってしまうことがあります。でもそんな愛着のある洋服を気に入ってご購入いただけたときは、やっぱり嬉しいのです。

お店でセレクトさせていただいているものは全て愛着を持って取り扱っていますが、特にOUTILに関しては、オリジナルの生地や染めの工程がどうやって行われたのか、デザイナー自身が全て目の届く範囲でモノ作りしているため、私達にもその背景が良く分かり、それこそが愛着の湧くポイントではないかと思います。そしてそのような洋服は手放さず長く着ます。

そんなOUTILが定番的に制作している2型が、今季を象徴する生地・染めで登場しました。

SALOPETTE SAIX

OUTILでは定期的にリリースされるアシンメトリーデザインのサロペット。フランス軍のオールインワンがモチーフ。

今回はコットンリネンの先染め生地で制作。

今までインディゴでの染色は後染めで行っていましたが今季は初の先染め。先日ご紹介した新モールスキンと同じく、コットンリネンの糸を限界まで打ち込むことで、後染めではインディゴの染料が入らないそうです。それほどまでに打ち込んだ生地。経年変化も大変楽しみです。

デニムとは違う大人なインディゴ。通年着倒したいですね。

レディースサイズも展開しています。
[￥49.500in tax]

MANTEAU UZES

モーターサイクルコートのようなデザインですが、デザイナーの資料にある古い絵に描かれた羊飼いのコートがデザインソース。

たっぷりの生地分量で、動きのあるコート。実際着ていただいた時の生地の揺れ、鈍い光沢に感動してもらえるはず。

今回の色は、北杜市津金で育てられたBeau Paysageのメルローの選定された枝から抽出し、染色しています。薄く生成りがかった絶妙な色合いです。とってもスペシャルな生地。
[￥77.000in tax]

これでひとまずOUTILのご紹介がひと段落しました。是非ゆっくりご検討いただければと思います。

まだまだ他のブランドからもご紹介したいアイテムが目白押しですので、後日アップしていきます。店頭にはすでに出しておりますので、お休みの日は是非お店でご覧ください。

オンラインストアにもアップしましたので、是非ご利用ください。こちら