NEW BRAND / MEDIUM SPORTSWEAR
olde homesteaderのデザイナー福原氏が新たに提案するMEDIUM SPORTSWEARのご紹介です。
スウェットに対してひたすら向き合ってきたファクトリーとの協業という形で実現したコレクションはトップスとパンツの2品番のみ。
アイテムは増やさず、この2品番を突き詰めていくようなブランディングにするそうです。これはそれだけの自信と確信を持っているということ。私自身とても期待しておりました。
このファクトリーは、吊り編みと言えばの誰もが知るブランドも手掛けています。ですが、そこを想像していると初見は全く違う印象。
一般的な吊り編みは柔らかくライトなイメージ。これはどちらかというと真逆。本当に吊り編みなのか疑うくらいしっかりと詰まった生地感。ですがこの印象は後から覆ります。
また、HARD LOOPBACKと表現されているように裏毛が凄いことになっています。これがとても気持ち良い。起毛されていないので、シーズン長く着れるのも良いです。
そして色。ストーンと表現されたグレーは、奥にうっすら杢を感じる絶妙なニュアンス。ネイビーはヴィンテージ感のあるネイビー。福原さんのことですから経年も絶対良くなるはず。
実は少し前に入荷しており、試験的にパンツのストーンを穿いていましたが、これは今まで出合ったスウェットと明らかに違う。
初めは是非パンツから始めてください。今までのスウェットパンツとの違いにびっくりすると思います。
着初めはカリッとしたアメリカのヘビーウェイトなスウェットに感覚が近いのですが、1時間ほど着ていると、全く違う穿き心地に化けます。
あれ?今自分は何を穿いてたっけと目視で確認するほど(笑)
生地が馴染み、本来の吊り編みによる柔らかさが出てくるのですが、柔らかすぎず芯はちゃんとある。表現が難しいですが、これは体感してほしいです。
そしてこのパンツ、裾のゴムはお好みで外すことができます。といってもゴムにハサミを入れるので、元に戻せなくなるのですが、、、私はこの誘惑に負けて切りました。
ですがこれが正解。サイドシームのないストンと落ちるストレートシルエットで、革靴にもハマッてしまいます。
しかしこれはお好みで。私は革靴を合わせたい欲求に抗えませんでしたが、スニーカーにはゴム入りもやっぱり良いです。
そうしてパンツを気に入ると、やはりトップスも欲しくなる。
このトップスも本当に良く考えられています。
ホームステッダーでお馴染みの肩にハギのない独特なパターンは継承し、袖のふくらみから長めのリブにつながるシルエットが秀逸。
リバースウィーブを思わせるデザインですが、前身の生地は横使いせず、脇の切り替えは実用性を鑑みた立体的なパターン。サイドのリブ切り替えにポケットも嬉しい。
そして適度に締まった腰のリブ。身幅に対して着丈は長くなく、ホームステッダーから継承したパターンが、裾のせり上がりを防ぎます。
私自身セットアップで着たい誘惑と戦っています。
実は店頭で動いており、在庫があまりない状況です。お近くの方は是非お試しください。
付属するショッパーも格好良いです。
[MEDIUM SPORTSWEAR WARMUP TOP ¥29.700in tax]
[MEDIUM SPORTSWEAR WARMUP PANTS ¥29.700in tax]
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